東方萃夢想 ~saigetu~歌詞
添加日期:2024-02-12 時長:06分29秒 歌手:石鹸屋
作詞 : hellnian
作曲 : あきやまうに
人の忘れた歴史に されど人は知る
記憶の奧底にある 刻まれた咎の跡
弱き心の傍らに 潛み続ける
目には見えない恐れに 人は鬼の名を知る
ただ強く在り (故に遠く在り)
人の生きる世を儚み
人が恐れた強き者
鬼の名だけ殘す
人は及ばぬ強さに 勝る事は無く
人は屆かぬ力に 恐れを抱き震える
いずれ人は知恵を持ち 強き者を討つ
弱き者は奪われず 人は咎を刻んだ
恐れる者を (屆かない者を)
人は恐れに焼き盡くす
弱き者の過つ業 果てに袂分かつ
ただ強く在り (故に遠く在り) 人の生きる世を儚み
力強き曲がらぬ者 擦れ違い去り行く
砕け散った 歳月が重ねた想いを
萃めて 握り締めても 零れ 崩れて
それでも 束の間の夢を ただ強く握りしめて
時は流れて (永い時を経て)
形無き今に至れど
人よ心偽るなら 傍に鬼は潛む
ただ強く在り (故に遠く在り)
人の生きる世を儚み
人が恐れた強き者 鬼の名だけ殘す
今は遠く在り (故に屆かない)
果てなる地にて人を見る
恐れ敬う強き名を 鬼と喩え謳う
されど人は忘れ 今に鬼は消えて
だけど人は恐れ 今に鬼は潛む
決して消えず絶えず
そして果てず朽ちず
長い夜が明ける
萃う夢を想う