サナトリウム歌詞
添加日期:2023-05-09 時長:05分51秒 歌手:Plastic Tree
作詞 : 有村竜太朗
作曲 : 長谷川正
目を閉じて、いろんな君、
瞳の奧におさめました。
微熱みたく気づかないままで、
戀は蟲の息です。
こゝろ閉じて、いろんな僕、
胸の中に溶かしました。
禁じられた遊びで燃やせば
孤獨ってきれいな色。
回れ、止まらないレコード。
針の先踴るは記憶。
うれしいくるしい、似てる呪文だ。
辿れない時間へ、あと何センチ?
絡めた指をほどいていく、
ちいさくサヨナラ唱えるように。
はぐれた君の名を告げても、
戻らない世界の決まり。
風立ちぬ、甘い屑が數えきれず散らかりそう。
かき集めてパズルを作れば、
戀も素敵なこと。
たくさんの光の中で、いくつも會えていたっけ。
合言葉だけなくさないで。
巡り逢うところへ、あと何光年?
目眩で、夢の花開けば、
ゆっくりサヨナラ唱えるようで。
ざわめき。胸を囲まれたら、
何処にも行けないままで。
花束の花がひとつずつ、
枯れてくのを眺めているような。
觸れないことにただ気づいて、
待ちこがれた涙が出た。
神様に噓をついて、
引き換えにさ、何もらったの?
指の隙間滑り落ちたのは、
いつの日のことでしょう。
絡めた指をほどいていく、
ちいさくサヨナラ唱えた、聲。
はぐれた君の名を呼んでも、
帰れない世界の決まり。
目醒めて、夢の花散らばれ。
愁しみも靜かに、サナトリウム
ざわめき。 胸を埋めつくして、
此処から動けないままで。
何処にも行けないのは「こゝろ」
其処にいた君が笑うの。
サナトリウムで、サナトリウムで。
サナトリウムで。