木星歌詞
夕暮れに染まる前にやり殘したことがあるんだ
自転車を放り出して走り出した僕を追いかけて
破れたスニーカーじゃ追いつけないと笑ってた
君のブルーのジーンズが少しずつ色あせる前に
遠くに見えた一番星に手が屆いたら きっと
違う景色が見えるはずなんだ
何度も 何度でも
例えば世界の全てが醜く歪んだとしても
その全部を覚えておこう
僕らの足跡が並んだ日々に戻ろうよ
裏山に駆け上って てっぺんから見下ろした街
オレンジにグレーを混ぜて 少しずつ 色を変えた
探してた一番星は僕らの背丈じゃ遠すぎて
とりあえず両手で作ったアングルに収めておこう
見上げた空は いつしか満天の星
ひとつだけ選ぶんじゃ綺麗すぎてもったいないな
何度も 何度でも
例えば世界の全てが醜く歪んだとしても
その全部を覚えておこう
僕らの足跡が並んだ日々に戻ろうよ
いつか僕らは目を閉じて思い出すだろう
目の奧に殘った光は形を変えていく
何度も 何度でも
例えば世界の全てが醜く歪んだとしても
その全部を覚えておこう
僕らの足跡が並んだ日々に戻ろうよ
僕らが星を眺めてるあいだに
噓みたいな木星が夜空に浮かんだ