街路燈を橫切って歌詞
添加日期:2023-12-24 時長:03分32秒 歌手:澤田空海理
息が白く溶けてく
喉の奧で絡まりだす聲
夜はまだ暗くなる
透いた色が目を塞いでいく
雨は強く落ちていく
こんな聲をかき消して落ちて
遠くで見つめていた
ほのかな燈火に焦がれて
暗闇で開けた目は役立たずだ
僕なんかよりも
また落とした感情
伝って
あぁ、どうすれば何も言わずに
生きていけるの?死んでいけるの?
教えてよ
全てを嫌いだって言えたなら
好きなものも増えたはずだ
困るくらいに
僕らはいつでもそう
誰かの「好き」を好んで生きて
街燈の下、僕らはそっと
消えないように息をする
生きるために息をする
正解も不正解も飲み込んで
出來るなら自分の手で
絶望を摑んでみたかった
造りものの希望よりは
納得のいくものだろうから
だから
助けに來ないで