櫻桃忌(貓村いろは ver)歌詞
添加日期:2023-12-19 時長:04分33秒 歌手:貓村いろは
作詞 : Tycmic P
作曲 : 匿名です/我叫語文好
傘(かさ)を捨(す)てる 卯の時雨(うのしぐれ)
今日(きょう)も 死(し)にふさわしい日(デイ)
伏眼(ふしめ)で玄関(げんかん)を出(で)て
しとやかに郵便屋(ゆうびんや)さんに挨拶(あいさつ)を
桜桃(おうとう)出回(でまわ)る季節(きせつ)が來た
きみは 桜桃(おうとう)がお好(す)きですか
糸(いと)でつないで首(くび)にかけたら
珊瑚(さんご)の首飾(くびかざ)りのように見(み)えるだろう
まるで何(なに)かの祭(まつ)りのような今日(きょう)は
ゴルゴダの丘(かなしみのみち)への 行進(こうしん)の記念日(きねんび)
洋服(ようふく)を著(き)るか? 著物(きもの)を著(き)るか?
鏡(かがみ)に向(む)かって 口紅(くちべに)をつけているおしゃれ童子(どうじ)
いい子(こ)を裝(よそお)って コンビニに入(はい)り
ゴールデンバットを盜(ぬす)んださき子(こ)
いま 電車(でんしゃ)に揺(ゆ)られて
陽(ひ)のあたる場所(ところ)へ行(い)くんだ
昔(むかし)のきみは
太陽(たいよう)のように生(い)きて
神の子(かみのこ)のように信(しん)じて
山(やま)に向(む)かいて目(め)を挙(あ)いで
砂金(さきん)のように谷(たに)の底(そこ)に沈(しず)んでいった
music
雨(あめ)が噓(うそ)のように晴(は)れて
今日(きょう)も 戀(こい)にはいい天気(てんき)
読(よ)み終(お)わった本(ほん)の前(まえ)に
味(あじ)の素(もと)と桜桃(おうとう)の供(そな)え物(もの)を
桜桃(おうとう)出回(でまわ)る季節(きせつ)が來た
きみは 桜桃(おうとう)がお好(す)きですか
赤(あか)い果実(かじつ)を墓標(ぼひょう)に飾(かざ)ったら
石(いし)に花(はな)が咲(さ)くように見(み)えるだろう
まるで何(なに)かの祭(まつ)りのような今日(きょう)は
きみが世に生(う)まれた 奇跡(きせき)の記念日(きねんび)
メガネかけるか? いっそかけないか?
東京(とうきょう)に暮(く)らす 王子(おうじ)さまのいないシンデレラ姫(ひめ)
生(い)きてもいいか? 死(し)んでもいいか?
電気(でんき)ブランで酔(よ)おうハムレット
いま 涼風(すずかぜ)が吹(ふ)く
きみの永眠地(えいみんち)に立(た)ってるんだ
今(いま)のぼくらは
きみの名前(なまえ)を呼(よ)んで
微笑(びしょう)もて正義(せいぎ)を為(な)す
古(ふる)い道徳(どうとく)にグッド?バイ
戀愛(れんあい)と革命(かくめい)のために生(い)き抜(ぬ)こう~