ボタン歌詞
添加日期:2023-10-22 時長:04分20秒 歌手:メレンゲ
作詞 : いしわたり淳治
作曲 : クボケンジ
9月の終わりの
少し肌寒い午後と
夏の後ろ姿にまだ見とれてるよ
君をふっと思い出すよ
すごく會いたいとかではないけど
僕は今
東京の街に住んでいるのです
こんな風に君にちょっと手紙を書いてみる
出すつもりなんかないから
屆くはずなんかない言葉
いつか會えるはずもない
でも 忘れるはずもない人
こんなとこまで來たら
消えると思ってた人
駅から遠い君ん家へはバスが通ってたっけ
帰り道 一人で乗ったのを憶えている
「降ります」のボタンを押すのが
なんとなく苦手だったな
ばったり會えるといいな
都合のいい妄想が膨らむよ
誰かが押すのを待ってた
「降ります」のボタンのように
いつか會えるはずもない
でも 忘れるはずもない人
こんなとこまで來たら
消えると思ってた人
きっと明日になったら
すぐには思い出せない人
やっぱり押してみようかな
屆くための
僕のドアを開くボタン