オーバー歌詞
添加日期:2023-07-29 時長:05分08秒 歌手:riya
作詞 : key
作曲 : 折戸伸治
ビルは人(ひと)ごみのオーバー
リノリウム続(つづ)くオーバー
二時(にじ)がすぎて僕(ぼく)らはもう迷(まよ)った
徒歩(とほ)でどこまで
夢(ゆめ)に見(み)た遠(とお)い場所(ばしょ)まで
新(あたら)しいものなんてなかったこの町(まち)にも
知(し)らない景色(けしき)が増(ふ)えていった
ひとつめの角(かど)なら目(め)をつむっても曲(ま)がれる
張(は)りきって頭(あたま)をポストにぶつけて君(きみ)は泣(な)いた
どんな言葉(ことば)をかけても君(きみ)は
すねたままで歩(ある)き続(つづ)けてた
この町(まち)が夕日(ゆうひ)に包(つつ)まれてた
立(た)ち並(なら)んだその影(かげ)をオーバー
九時(くじ)をすぎて僕(ぼく)はやっと気(き)づいた
暗闇(くらやみ)の中(なか) 眠(ねむ)たげに目(め)をこすって
まあどうぞこちらに來(き)て立(た)って眺(なが)めてごらん
光(ひかり)の數(かず)だけ増(ふ)えたものを
変(か)わり果(は)ててしまって自分(じぶん)ひとりが殘(のこ)される
それは寂(さみ)しいことだといって君(きみ)はまた泣(な)いた
ビルは人(ひと)ごみのオーバー
リノリウム続(つづ)くオーバー
躍起(やっき)になってまた目(め)をつむって
今度(こんど)は走(はし)っていった君(きみ)の
その先(さき)にもずっと続(つづ)いていくよ
光(ひかり)に照(て)らし出(だ)された道(みち)