罪狀歌詞

添加日期:2022-05-18 時長:03分44秒 歌手:TaKU-K

観上げても見えないんだ
瞳の外、くもる影
腳の奧に絡んでいた
胸の奧で鼓動一つ、
聞こえないままなんだよ
抉るような記憶だけ
歩いても走っても
野良犬に吠えられるようだ
見つめる先にあるのは
憐んでいるような、
見くびっているような
何も亡いのに
穴のような記憶にそっと居ついた
聲が消せない
憎い、にくい、にくい
あんたが憎い
そう、これはそんな
暗い、溟い、昏い
そんな言葉をただ書描掻き立てる
ざらり、ざらりざらり、
あの日の正論も、言った顔も
溶けて、熔けて、融けて
許せない場所へ墜ちていく。ただ
隣 を走るバイクの音、
すれ違う話し聲
呼吸すら逸った
毆られるような
騒いでるような
言ノ葉の感情
抉られているような、
靄かかっているような
言葉だけ埋まった
その淵をなどる
過ぎ去った全てが
ただただ 綺麗で
あの日、そう、あの日
その口で言った
「許せない」も
抱えたその
ただの感情 のはけ口で
ただ、只々、
正しいことさえ言えなくて
許せない。そう
許せない人がそう言っていたんだ
誰か誰か誰か
誰でもいいよ
ねえ、この想いを
ただ、ただ、ただ
抱えた何かが慘むから
憎い、にくい、にくい
貴方が憎いそう
これはそんな
痛い、悼い、居たい
心境に遺って消えない
罪狀
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