雨夢樓歌詞
添加日期:2021-03-18 時長:05分11秒 歌手:ひとしずくP
雨夢樓 - ひとしずくP (HitoshizukuP)/初音未來 (初音ミク)/鏡音鈴 (鏡音リン)
詞:ひとしずくP
曲:ひとしずくP
編曲:ひとしずくP
儚い言葉ね
「迎えに行くよ待っていて」
時を重ね
季節が巡ってもまだ
信じて待ってる
はらり雪が舞う夜空
綻びた著物を著て
震える肩を寄せ合う
貧しい孤獨な幼子
明るく笑う瞳は
俯き憂う瞳は
互いの傷を映して
生きることを誓った
宵闇に誘うは花魁草
甘い蜜に舞う夜の蝶
綺麗な著物なびかせて
亂れて
咲かせて
誰より輝く華になって魅せる
ねえ儚い言葉ね
「ずっと一緒にいようね」
季節が巡って
大人になってもまだ
信じていいの?
あの日から全て始まった
夕暮れに染まる約束
寂しい心気付かれぬように
醒めない夢に溺れてる
黃昏に染まる街で
人知れずに戀をした
想いを告げることさえ
葉わずにただ見つめる
優しく笑う瞳の先に
微笑むその華
密やかな戀心は
音をたてて崩れた
想い想われが常夜の調べ
色なき闇の幻想よ
愛サレルのが
シアワセならば
ワタシは
アナタは
誰よりずっと幸せなはずなのに
ああ儚い言葉ね
「迎えに行くよ待っていて」
「アイシテイル」と言われる度に
生きる価値確かめて
「でもそれなら何故今すぐに
攫っていってくれないの?」
込み上げてきた虛しい叫びは
言葉にできず消えていった
夜明けとともに消えてく
偽物の愛の骸
全てが夢だったなら
泣かないでいられたのに
宵闇に誓った約束は
「いつまでも待ってるから」
儚い華とともに消えた
遠い日の夕暮れ
約束覚えてる?
「二人で並んで歩こうね」
きっといつか
ああ儚く消えてった
可憐な華と初戀よ
季節が巡って大人になっても
治らない傷跡殘して
夕暮れの夏の日
葉わない約束を今
私は獨りたった獨りで
宛てもなく待ち続ける
夕暮れに誓ったまま
全てが夢だったなら