僕が死のうと思ったのは歌詞
添加日期:2021-02-08 時長:07分13秒 歌手:中島美嘉
僕が死のうと思ったのは (曾經我也想過一了百了) (Live at NHK Hall 2016.07.22) - 中島美嘉 (なかしま みか)
詞:秋田ひろむ
曲:秋田ひろむ
僕が死のうと思ったのは
ウミネコが桟橋で鳴いたから
波の隨意に浮かんで消える
過去も啄ばんで飛んでいけ
僕が死のうと思ったのは
誕生日に杏の花が咲いたから
その木漏れ日でうたた寢したら
蟲の死骸と土になれるかな
薄荷飴漁港の燈台
錆びたアーチ橋捨てた自転車
木造の駅のストーブの前で
どこにも旅立てない心
今日はまるで昨日みたいだ
明日を変えるなら
今日を変えなきゃ
分かってる分かってるけれど
僕が死のうと思ったのは
心が空っぽになったから
満たされないと泣いているのは
きっと満たされたいと願うから
僕が死のうと思ったのは
靴紐が解けたから
結びなおすのは苦手なんだよ
人との繋がりもまた然り
僕が死のうと思ったのは
少年が僕を見つめていたから
ベッドの上で土下座してるよ
あの日の僕にごめんなさいと
パソコンの薄明かり
上階の部屋の生活音
インターフォンのチャイムの音
耳を塞ぐ鳥かごの少年
見えない敵と戦ってる
六畳一間のドンキホーテ
ゴールはどうせ醜いものさ
僕が死のうと思ったのは
冷たい人と言われたから
愛されたいと泣いているのは
人の溫もりを知ってしまったから
僕が死のうと思ったのは
あなたが綺麗に笑うから
死ぬことばかり考えてしまうのは
きっと生きる事に
真面目すぎるから
僕が死のうと思ったのは
まだあなたに出會ってなかったから
あなたのような人が生まれた
世界を少し好きになったよ
あなたのような人が生きてる
世界に少し期待するよ