空に標結う歌詞

添加日期:2024-02-13 時長:03分22秒 歌手:小林私

作詞 : 小林私
作曲 : 小林私
本性は隠している翼の內に、無駄な足掻きと知っても
孤獨からなる痛みさえ耐えていずれ頼りない未來、希望
禮賛を雲にする空中戦、欲求を押し殺す恆常じゃ
歪な形しか生み得ない
明け方、東から昇る光を私のものになんて我が儘
曖昧な言葉じゃ屆かないほど
暗くて眩しいところまで信じたいとどう言えばいい
肌で感じた今息を吐いている事さえ
放り出せるような熱が身を焼いても
あの街へ帰る為の羽がもう少し惜しいから
ああこのままどこまでも行けたらそこは暖かい場所で
觸れるにはまだ柔らかいままだ
確かきっかけはいつだっけ、亂れた部屋の床掃いていた午前
陽の目浴びることのない常崩れた日々の通り不安定な感情
溜まる洗い物、カビが生えるパン、使い捨て瓶のジャムを
まとめる袋、背なの中央、標結わる祝いの日
大抵は剎那的衝動あるいはその場凌ぎの方法
慣れれば床で寢れる
秘密にしていたこと打ち明けるまでどうか安全な息をしていて
完全な言葉でも屆かないほど
深くて淺はかなところまで愛したいとどう言えばいい
この肌で感じている、息を吐いて吸っている事も
放り出せるような熱の最中に
あの街へ帰る為の羽がもう少し惜しいから
ああこのままどこまでも行けたら
その歪な形すらも暖めたい、笑い合いたい、抱き締めたいなら
空まで
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