ねずみの國歌詞

進まないテールランプに　ねむい目をこすりながら
僕は一人　ねずみの耳を著けている
朝五時前　夜明け前に支度して
ピカピカに磨いた「馬車」で　お出迎え
今日のお姫様は　やけにキラキラした姿
ユニク○の僕は　これで良かったのかな…
「まず最初にパス取らなきゃ」と指示されて
當然ながら　そいつは僕の役目
スタートダッシュで　走っちゃいけないけど急ぐ
結構これって　真剣勝負じゃない？
友達に　四人で行くからと
誘われて　お前車持ってたから出せと　うながされ
そいつらはドタキャンで　結局二人きり
あれこいつはなんだか　ハメられたのかな？
いつもコースターは嫌いだと　避けるのに
丸太の船や宇宙船は　平気なの？
いつも青い顔する君が　真っ赤な顔してはしゃいでる
本當にここは　不思議の國
ポップコーンの味がどうだとか　どこにあるだとか
隠れキャラが　そこにもここにも居るのだとか
僕のプランは　すっかり崩壊したけど
今日ばかりは　とても自慢げなお姫様
光のパレードが　今夜のクライマックス
時間前に並んで場所取った　お城のルートそば
見上げるフロート　見上げる君の目に映る光
僕は　それぞれに見とれた
すっかり遅くなった　帰り道
バザールの袋からごそごそ　「耳」を取り出して
運転中の僕に　勝手にかぶせては
「似合うね！」って　大笑い
そしてお姫様は僕に　キスをした
進まないテールランプに　ねむい目をこすりながら
僕は一人　ねずみの耳を著けている
幸せそうに眠る　君の橫顔
僕は君のミッキーに　なれたのかな？
みんなに夢を與える　ねずみの國