修羅の花歌詞
添加日期:2024-02-11 時長:03分52秒 歌手:梶芽衣子
死んでいた朝に
弔いの雪が降る
はぐれ犬の遠吠え
下駄の音きしむ
因果な重さ
見つめて歩く
闇を抱きしめる
蛇の目の傘一つ
いのちの道を行く女
涙はとうに捨てました
ふりむいた川に
遠ざかる旅の燈が
凍てた鶴は動かず
泣いた雨と風
冷えた水面に
ほつれ髪映し
涙さえ見せない
蛇の目の傘一つ
怨みの道を行く女
心はとうに捨てました
義理も情けも
涙も夢も
昨日も明日も
縁の無い言葉
怨みの川に身をゆだね
女はとうに捨てました