少年と魔法のロボット (Nijihara Peperon Blessed Whispers Remix)歌詞

添加日期:2024-01-29 時長:05分11秒 歌手:40mP

時計台のある街に、歌うことが大好きな
少年が住んでいました。
弱蟲な少年は、自分の聲に自信が持てず
人前で歌うことができません。
それを見た博士は毎晩眠りもせず、
少年のために作ります。
コトバとメロディーを 教えるだけで、ほら。
思い通りに歌う魔法のロボット。
「キミが作った音楽をワタシが歌い上げるよ。」
目を丸くした少年は おそるおそる、ボタンを押しました。
少しだけ不器用な聲だけど、
夜空に響いたその聲は
確かに少年の心に屆いていました。
屆いていました。
その日から少年は 毎晩眠りもせず、
ロボットのために作ります。
コトバとメロディーを教える度に、ほら。
幸せそうに歌う魔法のロボット。
「僕が作った音楽を誰かに聞いてほしくて」
目を光らせた少年は おそるおそる、ボタンを押しました。
少しだけ不器用な聲だけど、
世界中に響いたその聲は
確かに人々の心に屆いていました。
屆いていました。
「いつまでもキミの歌を…。」
いつしか季節は過ぎ去って、
少年も大人になりました。
あの時、教えてくれた歌。
ワタシは今でも覚えているから。
少しだけ不自然な聲だけど、
夜空に響いたこの聲は
今でもキミのその心に屆いていますか?
屆いていますか?
「ワタシの歌聲、聞こえていますか」
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