ODDS&ENDS歌詞
添加日期:2023-12-26 時長:05分39秒 歌手:ゐづ
作詞 : ryo (supercell)
作曲 : ryo (supercell)
編曲:ryo
いつだって君は嗤われ者だ
やることなすことツイてなくて 挙句に雨に降られ
お気にの傘は風で飛んでって
そこのノラはご苦労様と 足を踏んづけてった
いつもどおり君は嫌われ者だ
なんにもせずとも遠ざけられて 努力をしてみるけど
その理由なんて「なんとなく?」で
君は途方に暮れて悲しんでた
ならあたしの聲を使えばいいよ 人によっては理解不能で
なんて耳障り ひどい聲だって言われるけど
きっと君の力になれる だからあたしを歌わせてみて
そう君の 君だけの言葉でさ
綴って連ねて あたしがその思想(コトバ)を叫ぶから
描いて理想を その思いは誰にも觸れさせない
ガラクタの聲はそして響く ありのままを不器用に繋いで
目一杯に 大聲を上げる
いつからか君は人気者だ
たくさんの人にもてはやされ あたしも鼻が高い
でもいつからか君は変わった
冷たくなって だけど寂しそうだった
「もう機械の聲なんてたくさんだ 僕は僕自身なんだよ」って
ついに君は抑えきれなくなって あたしを嫌った
君の後ろで誰かが言う 虎の威を借る狐のくせに!
ねぇ君は 一人で泣いてたんだね
聴こえる?この聲 あたしがその誹謗(コトバ)を掻きけすから
わかってる本當は 君が誰より優しいってことを
ガラクタの聲はそして歌った 他の誰でもない君のために
軋んでく 限界を超えて
二人はどんなにたくさんの言葉を思いついたことだろう
だけど今は何ひとつ思いつかなくて だけどなにもかもわかった
「そうか、きっとこれは夢だ。永遠に醒めない、君と會えた、そんな夢」
ガラクタは幸せそうな表情(かお)をしたまま どれだけ呼んでももう動かない
望んだはずの結末に君は泣き叫ぶ 噓だろ噓だろってそう泣き叫ぶ
「僕は無力だ。ガラクタ一つだって救えやしない」
想いは涙に ぽつりぽつりとその頬を濡らす
その時世界は 途端にその色を大きく変える
悲しみ喜び 全てを一人とひとつは知った
言葉は歌になりこの世界を 再び駆け巡る君のために
その聲に意思を宿して 今思いが響く