milk歌詞
添加日期:2023-12-12 時長:03分31秒 歌手:あ子
「とにかく戀とは罪悪です」活字から拾った教訓に
嘲りを投げつける日もあったけれど
いまこの結末と 天秤にかければ
丁度釣り合っている 罰を受ける道すがら
あなたの腕の中で事切れ 冷たく固まる體を
置き去りにしたあの時に 心まで凍てついた
あたしこれからは あなたにとり憑いて
五臓も六腑も凍らせてあげるるる ひゅるる
ちゃんとあたしの顔が見えるように あなたの前に浮かんでいるわ
だから背後になんて囚われないで ただ 前を向いて
月の光を浴びながら からん、と揺らした薄い水割り
今日も変わらずしょっぱくして飲むのね
隣で眺めど 喚けど 叫べど あなたを透き通る
形のないあたしが在ったこと 今はもう御伽噺みたい
花束を腕の中に抱きしめ 靜かに手向ける足下
返せない踵の行き先を もう決めるべきよ
戻れない日を 手放せないまま
暗闇でこぼしたミルクをすするるる ひゅるる
このまま立ち止まり続けるなら 夢のなかまで追いかけるわ
だから背後になんて囚われないで もう 涙を拭いて
あたしこれからは あなたにとり憑いて
涙もその思い出も全部 凍らせて砕いてあげる
あたしこれからは あなたにとり憑いて
五臓も六腑も凍らせてあげるるる ひゅるる
あたしの戀も あなたの鼓動も 使い切ってしまうくらいなら
背後になんて囚われないで ただ前を向いて
ただ前を向いて