偽りの私歌詞

作詞 : 柚木梨沙
作曲 : ZUN
期待なんてものしないよ だって知ってるから
君は誰よりもあの子が好きなこと
どうしよもなく無意味な「ナイモノネダリ」とか
並べてみたって、変わりはしないけど…
もしも私があのこになったら 君がわたしを愛してくれる
汚い感情を鏡に映る
昨日よりもっと醜い顔
葉わない 願いことだとしても
見ないふり できはしないから
いっそ取り替えて君に気もちを伝えたい それは
作りモノの私だと気づかず…
待ち望んだ日々 やっと手に入れた幸せと
誰もが羨む笑顔に満ちていた
行き場を失い 隠し続けてた戀心
今ではこうして受け止めてもらえる
なのになぜ 心は虛しいまま
孤獨の中に沈んでいるの
そうか 君が愛している人は
偽りの私でしかなかった
こんなにも求めた君の愛が
何よりも私を否定し
「ずっと好きでした」伝えた言葉さえも 裏側は
ただのワガママに
染まり切ってた
自分を誰より嫌い続けて
他の誰かになろうとしてた
いつの日か君がくれた言葉も 胸の奧に置き去りのままで
そのままがいいと笑ってくれた
その意味が 今は分かるから
やっと 気付いたよ
どんなに飾り立ててみても
その本當の自分には変えられない
今だけは、自分を認めてあげられるから
誰より私を愛してみよう
おわり