ウミユリ海底譚歌詞
添加日期:2023-12-09 時長:03分30秒 歌手:鹿乃
鹿乃 - ウミユリ海底譚
詞:ナブナ
曲:ナブナ
編曲:ナブナ
待ってわかってよ
何でもないから
僕の歌を笑わないで
空中散歩のSOS
僕は僕は僕は
今灰に塗れてく
海の底
息を飲み乾す夢を見た
ただ揺らぎの中
空を眺める
僕の手を遮った
夢の跡が
君の嗚咽が
吐き出せない泡沫の庭の隅を
光の泳ぐ空にさざめく
文字の奧
波の狹間で
君が遠のいただけ
「なんて」
もっと縋ってよ
知ってしまうから
僕の歌を笑わないで
海中列車に遠のいた
涙なんてなんて
取り去ってしまってよ
行ってしまうなら
君はここに戻らないで
空中散歩と四拍子
僕は僕は僕は
ただ藍に呑まれてく
空の底
灰の中で夢を描いた
今心の奧
消える光が君の背を掻き消した
觸れる跡が夢の続きが
始まらない
僕はまだ忘れないのに
光に屆く波に揺らめく
夜の奧僕の心に
君が手を振っただけ
「なんて」
そっと塞いでよもういらないから
そんな噓を歌わないで
信じてたって笑うような
ハッピーエンドなんて
逆らってしまってよ
こんな世界なら
君はここで止まらないで
泣いて笑ってよ一等星
愛は愛は愛は
消えない君を描いた
僕にもっと
知らない人の吸った愛を
僕を殺しちゃった
期待の言葉とか
聞こえないように笑ってんの
もっと縋ってよ
もういらないからさねぇ
そっと塞いでよ
僕らの曖昧な愛で
「なんて」
待ってわかってよ
何でもないから
僕の夢を笑わないで
海中列車に遠のいた
涙なんてなんて
消え去ってしまってよ
行ってしまうなら
僕はここで止まらないで
泣いて笑ってよSOS
僕は君は僕は
最終列車と泣き止んだ
あの空に溺れていく