鉛の冠歌詞

添加日期:2023-12-09 時長:04分48秒 歌手:神山羊

作詞 : 有機酸
作曲 : 有機酸
「言い訳ばっかりね、アンタって」
あの人にそっくりな笑窪も
二重 真黒な髪の毛も
本當に 腹が立つな
「生憎がっかりね、雨だって」
あたしにそっくりな身體も
偏に皆様のお陰様
もうすぐ春が來るな
いずれ家を出ていく 繁華街
スクランブル 蒸かした街路に
ちょっと売りましょう またつらつらと
愛想笑いはお手の物なんだけどな
きっと愛は此処には無いと解ってて
夢を見せては 奪われて
甘いのは苦手だったのに
いっそ會いに行きたくて
痛いのにどうして?
なりたくなかったのにな
ああ、 もう吐きそうだ
「叱られてばっかね、あんたって」
駅前立つぽっぽにそっくりな
色も 聲も 耳の形も
全部 全部 隠しておいで
道に連なる人は半透明
透けて見える心は最後に
「やっぱ産みましょう」 また訥々と
溢れる言葉は どうせ 屆かないし
いっそ何も此処には無いと遮って
二人ぼっちと 小さな手
それだけで 別に良いんだけど
ずっと前から觸れたくて
辛い振りしないで
聞きたくなかったのにな
ああ、 もう泣きそうだな
apple
human
people
life
apple
human
people
life
曖昧な描寫で切り取る母性はいつも
首を絞めて感じさせる white
あの細腕
不幸自慢は聞きたくないんだ
腹の中のおばけが目を覚ます
子供染みた 態度 泣き叫ぶ
なんでまた? 今 まさに
泥の様に暗く冷えた
鼻を突く flavor
例え話にもならない
戒め 慘め 咎められそうな
罪の重さは?
きっと愛は此処には無いと解ってて
夢を見せては 奪われて
甘いのは苦手だったのに
いっそ會いに行きたくて
痛いのにどうして?
なりたくなかったのにな
ああ、 もう
吐きそうだ
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