空想フォレスト歌詞

添加日期:2023-11-29 時長:04分56秒 歌手:伊東歌詞太郎

夏風がノックする 
窓を開けてみると
どこからか
迷い込んだ鳥の聲
読みかけの本を置き 
どこから來たんだいと笑う
目隠ししたままの 
午後三時です
世界は案外 シンプルで 
複雑に怪奇した
私なんて 
誰に理解もされないまま
街外れ 森の中 
人目につかない 
この家を
訪れる人など 
居ない訳で
目を合わせないで
固まった心
一人ぼっちで締めて
目に映った
物に安堵する日々は
物語の中でしか 知らない
世界に少し
憧れることくらい
許してくれますか
淡々と流れ出した
生まれてしまった 
理不盡でも
案外人生なんで
わたしの中じゃ
ねぇねぇ 突飛な未來を
想像して膨らむ世界は
今日か明日でも
ノックしてくれないですか
なんて妄想なんかして
外を眺めていると
突然に聴こえてきたのは
喋り聲
飲みかけのハープティーを
機中に撒き散らし
そうしよう 
とドアの向こうを
見つめました
目を合わせると
石になってしまう
それは両親に聞いたこと
私の目も
そうなっている様で
物語の中なんかじゃいつも
怖がられる役ばかりで
そんな事 知ってる訳で
トントンと響きだした
ノックの音は初めてで
緊張なんてものじゃ
足りないくらいで
ねぇねぇ 突飛な世界は
想像しているよりも
実に簡単にドアを
開けてしまうものでした
目を塞ぎ うずくまる姿に
その人は驚いて
目を見ると
石になってしまう
と言うとただ笑って
僕だって
石になってしまうと
怯えて暮らしてた
でも世界はさ
案外怯えなくて
良いんだよ
タンタン と鳴り響いた
心の奧に溢れてた
想像は世界に
少し鳴り出して
ねぇねぇ、突飛な未來を
教えてくれたあなたが
また迷った時は
ここで待っているから
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