賓客歌詞
添加日期:2023-09-14 時長:04分56秒 歌手:COOL_METABOLIC
西日は赤い貸切の札を提げて、空は黃昏の扉を閉める
頂は一等滑らかな岩を磨き、木々は街の鋭さを遮る
今夜のゲストは二人の寂しいニンゲン
互いの思いを伝えられぬまま
路は賓客の到來を待ちわびて、風は丁寧に招きいれる
音は媒體、誤解無き夜を守ろうと、それは熱心に勤めている
今夜のゲストは二人の寂しいニンゲン
互いの思いを伝えられぬまま…この丘へ
森羅萬象が見守る、街のはずれ
二人の臆病の理由を知ってる
森羅萬象が見守る、丘の上
どうか特別な夜を…特別な夜を二人に
白い月はとっておきの八日月、雲も控えめに薄光る
長く伸びた影はその優しい掌で、それは熱心に勵ましてる
今夜のゲストは二人の寂しいニンゲン
互いの思いを伝えられぬまま…この丘へ
森羅萬象が見守る、街のはずれ
二人の臆病の理由を知ってる
森羅萬象が見守る、丘の上
どうかその深い傷を…夜が癒せと祈ってる
星々は涙に次々飛び込んで
頬を伝う悲しみを輝かせる
時計さえ朝さえ息を潛めて
一秒でも長く、一秒でも長く
森羅萬象が見守る、二つの聲
二つの震える、小さな聲
森羅萬象が見守る、二人の肩
いつしか寄せ合い…ラララ…
やがて全てが終われば二人
夜の自販機へ歩き出すでしょう
森羅萬象が見守る、二つの影
いつしか寄り添い…