僕が死のうと思ったのは (Live)歌詞

添加日期:2023-08-05 時長:06分57秒 歌手:中島美嘉

僕が死のうと思ったのは
ウミネコが桟橋で鳴いたから
波の隨意に浮かんで消える
過去も啄ばんで飛んでいけ
僕が死のうと思ったのは
誕生日に杏の花が咲いたから
その木漏れ日でうたた寢したら
蟲の死骸と土になれるかな
薄荷飴、漁港の
錆びたアーチ橋 捨てた
木造の駅のストーブの前で
どこにも旅立てない
今日はまるで昨日みたいだ
明日を変えるなら今日を変えなきゃ
分かってる,分かってる,けれど
僕が死のうと思ったのは
心が空っぽになったから
満たされないと泣いているのは
きっと満たされたいと願うから
僕が死のうと思ったのは
靴紐が解けたから
結びなおすのは苦手なんだよ
人との繋がりもまた然り
僕が死のうと思ったのは
少年が僕を見つめていたから
ベッドの上で土下座してるよ
あの日の僕にごめんなさいと
パソコンの
上階の部屋の
インターフォンのチャイムの
耳を塞ぐ鳥かごの
見えない敵と戦ってる
六畳一間のドンキホーテ
ゴールはどうせ醜いものさ
僕が死のうと思ったのは
冷たい人と言われたから
愛されたいと泣いているのは
人の溫もりを知ってしまったから
僕が死のうと思ったのは
あなたが綺麗に笑うから
死ぬことばかり考えてしまうのは
きっと生きる事に真面目すぎるから
僕が死のうと思ったのは
まだあなたに出會ってなかったから
あなたのような人が生まれた
世界を少し好きになったよ
あなたのような人が生きてる
世界に少し期待するよ
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