極夜歌詞
添加日期:2023-07-29 時長:04分19秒 歌手:あたらよ
作詞 : ひとみ
作曲 : ひとみ
暁月夜空を見上げた
儚く散った君が泳ぐ空
このまま何処か遠くヘ逃げて
しまえればいっそ楽なのにな
殘った記憶が
こびり付いた痛みが
僕を離してくれないんだ
最後の夜に散った
花火をまだ覚えている
月の船は漕ぎ出した
僕を殘して君を乗せて
どれだけ手を伸ばしたって
屆くことの無い場所へ
この夜が明けたら
君は空に溶ける
明け方の空
まだ殘る月に
思わず觸れて
しまいたくなった
殘った香りが
傷みきった心が
君を忘れてくれないんだ
最後の夜に散った
花火をまだ覚えている
月の船は漕ぎ出した
僕を殘して君を乗せて
どれだけ手を伸ばしたって
屆くことの無い場所へ
この夜が明けたら
君は空に消える
溶けてしまった君が
空で流した涙が雨と化して
この世界に振り注げば
肌で君を感じられるのに
忘れられないよな
忘れてしまえよ
思い出してしまうな
思い出せないように
こんなに痛いなら
いっそ僕ごと
消えてしまえと
願ってしまうんだ
最後の夜に散った
花火をまだ覚えている
月の船は漕ぎ出した
僕を殘して君を乗せて
どれだけ手を伸ばしたって
屆くことの無い明日へ
この夜が明けたら
君は空溶かす
それでもまだ覚えている
花火は今年も咲くだろう
月の船は漕ぎ出した
僕を殘して君を乗せて
どれだけ手を伸ばしたって
屆くことの無い明日へ
この夜が明けたら
君は海に溶ける