羽ノ亡キ蝶歌詞

添加日期:2023-05-11 時長:04分17秒 歌手:真理絵

作詞 : 日山尚
作曲 : MANYO
黃昏の街で 夜を待つ影は
ただ 悪意だけ曬して
孤獨な少女を 誘う足跡
千の罪を集めた塚へ
誰が名前を呼んでいるのか
聲が聴こえるならば
いざ 飛び立て
羽の亡き蝶が 夢見る空を
僕が 護れるならば(切り裂きましょう)
殘酷な 過去も現在も未來も
涙を拭い去る指で縁の衣
全て 破り捨てよう(舞い散らしても)
あの日 此処で出逢った
瞳の奧の面影 求めて
懐かしき月夜 捩じ曲がる枝葉
まだ 識らじと風が吹く
やさしいばかりの(薄れる)
笑みなど忘れて(願い)
千の赦し 葉えるまでは
土に埋もれた(君は)私の燈
天の嵐にさえも(地の底で)
いざ 逆らう
羽の亡き蝶が 燃える業火は
何も遺さぬでしょう(摑めなくても)
灰となれ 過去も悔いも未練も
虛ろな心へと 刺さる言葉の刃
胸に 受け容されなら(握り締めたら)
朱い雫落とした
瞳の奧の君だけ 捕られる
何処かで羽の亡き蝶が 待ち焦がれるは
遠く儚き背中
屆かない想いなどは要らない
軀を貫いて狂う空木の刃
誰を壊すとしても(殺めようとも)
変える事の出來ない 記憶の底の真実
幾度も 羽の亡き蝶が 畏れる空で
永久に闘うでしょう(眠れるように)
潔く 生きることを誓って
やがては訪れる永別 最期の契約
傷を 刻みつければ(抉るとしても)
あの日 此処で出逢った
瞼の奧の面影 消えない
羽の亡き(羽の亡き)君の內側で
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