情ノ華歌詞

添加日期:2023-05-09 時長:03分36秒 歌手:己龍

産聲を奏で 仰ぐその掌
何を求めるか
何も求めぬのか
誰とも解らぬ影を追い
彩の中で迷い子
「焦がれ」を騙し騙し続け
黒く焦げ付いた空白
夕凪の中揺れる心を
見透かす様に
指先に觸れたこの一片が
今背を押した
舞い上がるその様に
今何を見る
命の軌跡
その隨に慥かに響いた聲
嗚呼 込み上げ出ずる叫びの様に
鼓動はまだ脈を打つ
枯れる事なかれ
雨の音に紛れ込んだ
騒めく心の音
耳を澄ませば
獨り歩き置行塀
夢現で繋ぎ止めた
一片の言の葉
咲き誇るその様は
今何を問う
傷を舐め合えば
楽になれど
巡り巡る「情ノ華」
嗚呼命燃やす度に痛めど
鼓動はまだ脈を打つ
枯れる事なかれ
その身朽ち果てて
枯れ散り消えど
殘る香にまだ馳せる露
咲き誇るその様と
今何を舞う
咲き誇るその様よ
今何を想う
咲き誇るその様に
今何を乞う
陽が透ける程の
淡い命
巡り巡る「情ノ華」
嗚呼聲を上げて咽び泣く様に
鼓動はまだ脈を打つ
枯れる事なかれ
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