White Rabbit歌詞

添加日期:2023-03-31 時長:04分36秒 歌手:緑黃色社會

作詞 : 小林壱誓
作曲 : 穴見真吾
兎の耳飾り
お気に召した木の欠片
ひとり遊び帰り
木漏れ日と搖れてみる
ガラガラドアの向こう浮かぶ影に
"ただいま"が屆くように靴を鳴らす
いつも皺くちやな笑顔が
聞いてくれたワタシのこと
聞きそびれたアナタのこと
おとぎ話の幻のそのまた夢の中
もしもアナタがそこに行くなら
置いていかないでよ
子供騙しのまやかしの言葉はいらないよ
ただ淀みなく話したい
いつまでも子供のまま
茂みをかき分けて
しやくり泣いた秘密基地
無くした耳飾り
代わりなど利かないの
オルゴールのお姫様、ねえ答えて
消え去ったものたちはどこへ行くの?
すると変わらない笑顔が
そのワルツで語ってみせた
「こんなふうに、楽しげなシャングリラよ」
理由などなく身の毛がよだつ
思い出がふいに駆けまわる
小さく強く両の手を絡め合わせる
どよめきはやがて空に舞う
沈黙がそれを受け入れる
それでもこの手はずっと解かない
「ねえ聞かせてよ..」
いま涙は流さない
祈りが屆くように
おとぎ話の幻のそのまた夢の中
いつかアナタがそこに行くなら
留めはしないけど
まだここに居て 抱きしめて
別れは言わないよ
ただいつまでも感じたい
今日までのアナタのこと
例えば耳飾り
居なくなっても無くならない
白くて長い聞く耳が
ワタシにも生えてきたの
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