ゲララ~奴隷の子とメデューサの娘~歌詞

添加日期:2023-03-23 時長:03分43秒 歌手:じょるじん

作詞 : じょるじん
作曲 : じょるじん
奴隷として生まれた者は 奴隷で生涯を終える
少年ソロンも例外なく その不條理に抗えず
ソロンを救ったその男 國一番の彫刻師
多くの弟子を抱える 神に愛された魔法の手
非業の表情 実物の如し 真実に迫る
筋肉 流線 均等性 すべて芸の域を超え
何人たりとも創作姿明かさぬ奇才
人も國も崇め奉れ
奉公してから數ヶ月 獻身的な働きが
認められ刻刀持たされる 彫り師の未來が開かれる
技は磨かれ兄弟子 ギルドにも認められる中で
明らかになった師の技の匠 屆く気がしない
一度でいい その創作の様をこの目で見てみたい
掟破り 地下のアトリエへ
少年ソロンが見たもの 師の秘密 縛られた少女はだれ?
物語の中だけのはずじゃ!?
その目が捉えた全ては石となる これが神々の御業
古の種族 メデューサの娘!?
見たことない我が師の顔 外道みんな騙されてた
音を立てた 見つかった 意識薄れ暗闇の中
殺されることはなかったが 足枷付けられ元の木阿彌
「貴方も捕まってしまったの?」不意に言葉を掛けられた
名前はパルだという娘 一族は母と自分だけに
けれども母の首は採られ 英雄と讃える者によって
屈託なく話す その姿は人間の如く
母を失い ひとりひっそりと暮らしていたのに
突然平穏奪われてしまう 飼い殺しの日々
この目 力 羽根をむしる様に
少年ソロンの新たな役割は 師の「創作」小間使い
強い痛み與え力を強制発動
少女はソロンを決して責めなかった 初めての友達だと
悪いのは時代と一部の悪人
このままでいいのだろうか 強く強く憧れてた
いまだ勇気振り絞って こんなチャンス二度とないぞ
少年ソロンと少女パルの脫出 夜が明け光が差す。
二人には縛るものがなくなった。
喜び溢れ世界は輝いてた。
何もない二人だけど これからは共に歩いていこ
少年ソロンは「ずっと憧れていた」王宮から見る景色
今確かに摑める「神具」を手にした。
ここにありますは大変珍しい 人智超えた生物です。
獻上します。とくとお目にかけください。
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