繭を解く (feat. 初音ミク)歌詞

添加日期:2023-03-01 時長:06分04秒 歌手:初音ミク

作詞 : keeno
作曲 : keeno
白く染まった道をぎゅっと鳴らすその仕草
振り向いて笑うそんな君がずっと好きだよ
凜となる空 舞う白い雪も揺れる髪も
狹い歩幅で追いかけた背中も愛おしくて
瞼閉じればそこにいて
 
あの日見た夕焼けを集めて閉じ込めたような
街明かりが優しいすぎて
なんでだろう 滲むような世界で広がって
いつの間にか泣いてたみたいだ
君の唇で塞いでこの泣き聲を止めて
溶け落ちてしまいそうなほど甘やかな體溫(ねつ)で
ねぇ今すぐその両腕でその躰で抱きしめに來て
宙を舞う橙(オレンジ)の中で私は待ってる
目を赤くして 少し歩いて 少し笑う
しんとなる街に君の匂いが殘っている
翳した両手に君がいる
この手で觸れても融けて消えないように
私の體溫(ねつ)をねぇ誰か全部奪って
そんなこと私はまた願いながら
いつか來る春にひとり怯えながら
君がいる冬(いま)をどうか解かさないで
あの日確かにあった君と私の世界を
白む街に閉じ込めて
なんでだろう 軋むように痛くて強がって
いつの間にかまた泣いていた
私の唇でこの躰で君に觸れられたなら
春が來て全部なくなってもきっと笑えるのでしょう
君の聲 その言葉で私のこと何度だって呼んでよ
そしてまた燈りが燈ったら君のこと探すの
ねぇ今すぐ走っていくよ
だからその両腕で抱きとめて
また街が白に染まる頃 私は待ってる
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