ツァイトガイスト (feat. 初音ミク)歌詞
添加日期:2022-10-29 時長:03分55秒 歌手:logico
作詞 : logico
作曲 : logico
ねえ、僕らどうしようもないね
くだんない愛で淚を涸らしては
消えてしまいそうな夜を何度も過ごした
酷く莫迦なアイロニーは
誰ひとり救えやしないのだけれど
色褪せた此の部屋に沈む僕らの揺り籠さ
ねえ、ほんとどうしようもないね
差し伸べられた手を振り払ってみたり
誰かの優しい聲すらも疑ってみたり
擦るばかりのキュニコス
使い古された言葉で慰めて
排水に混ざって溶けていく
ほら、パルスの到來
僕らの脳內酩酊狀態勘違いね!
姦しくって靜かになって
朝と夜が戱れ合うみたいに
チクタク共鳴ラルラル警報
誰か此処に居るの?
散らかしちゃった心の聲を
今狹い匣に閉じ込めるよ
どうせなら嫌ってほしいんだ
愛を識るほど醜悪な膿に溺れて
吐き気だけが確かに在った
此の自分を愛せない儘大人になって
「特別」なんかになれない
二人だけに降る雨に花束を
ねえ、靜かにしてよ一寸
くだんない愛に此の身を窶しても
花が枯れてしまう程に時間が経っても
廻り続けるディジネス
ありふれた懊悩に魘されてまた
堰を切った様に溢れる
ほら、パルスの到來
僕らの脳內酩酊狀態勘違いね
姦しくって靜かになって
朝と夜が戱れ合うみたいに
チクタク共鳴ラルラル警報
君が此処に居てよ!
ふざけあった幼い過去を
また狹い匣に閉じ込めるよ
どうしても嫌いになれないあなたの事が
饒舌に語る其の眼に
僕の心は見透かされて
不揃いな花束を持って歩いていくよ
矮小な花弁たちが
二人だけに降る雨を羨むんだ
是から先もずっとこうして生きてくんだってさ
全く以て同情の餘地すら無い生き物ね
噎せ返る様な哀歌が僕を曬っている
ねえ、教えてよ此の罪を贖う遣り方を
どうせなら嫌ってほしいんだ
愛を識るほど醜悪な膿に溺れて
吐き気だけが確かに在った
此の自分を愛せない儘大人になって
「特別」なんかになれない
二人だけに降る雨に花束を