雨天欠光歌詞

添加日期:2022-09-28 時長:04分13秒 歌手:LonePi

作詞 : LonePi
作曲 : LonePi
涙は眠ったまま
言葉ばかり厭に絡みつく感情に
最も相応しい空の色を
灰色と呼ぶらしい
何度も空を切って、
それから初めて摑めない物と知る
既に煤けた手に気付くには
余りにも遅かった
苦しくたっていいのに
一歩踏み外せないでいる
臆病者。
君が殘した副流煙が
記憶も全て奪い去って
靜かに靜かに事切れられたら
幸せで居られたかな
君と交わした約束たちが
今じゃ呪いでしかなくて
優しい君を初めて恨んだ今日だ、
傘をさすのも億劫さ
感情は降り止まない
不快な濕気だけが張り付く缶コーヒー
本當は嫌いなそれで
口を苦さで戒めた
こんな歳にもなって
思い出を抱かなきゃ一人で眠れもしない
嘲笑うなら笑えよ
どうせ聲など屆かない
罪があるならきっと
愛の定義を誤認した事
君が遺した 言葉の所為で
僕は行き先を喪った
五月蝿いあの聲が「救い」だったと
全部終わってから解った
君が遺した 言葉が邪魔に
ドアを叩くから眠くない
優しい君を初めて恨んだ
この場所で「またね」と言って、
泣いていた君に手を差し伸べるには
僕の手はあまりにも汚れすぎて居たから
これは屹度過去への罰なのだろうと思う
ああ困ったな もう二度と
さよならの一言さえも言えない
君が殘した 溫度が消えた。
君が遺した 止ま亡い雨は
この世界へ向けた暇乞い
せめて何も言わず滅んでくれ
思い出に等しないでくれ
君がくれた 靜かな夜に
抱かれる資格は無いからさ
音のある現象で息をしてたいよ
嗚呼またいつか
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