アンティーク歌詞

添加日期:2022-01-09 時長:04分54秒 歌手:wotaku

日時計の針 真円の月
確たるものさえ ファンタズマゴリーなのか
アルバムの寫真 昨日の日記
両親を名乗る 見たことの無い二人
かつて いたという私
かつて いなかったという証
冷めないまま 夢は現実になってゆく
何かが違うまま 違わなくなってゆく
箱の貓も 白い鴉もいないのなら
私が違うのかな
辺獄の地へ墮ちてゆく
墮ちてゆく
業病の折 酸欠の街
昔の話は小説のように消ゆ
積み上げたものを崩されたような
悲しみすら無く 肉體を拒んでいる
夕刻 帰路のレンガ道
ひとつ 確かに輪郭を見た
あなたがいた
透明に色が咲いてゆく
燃え盛る教會のステンドグラスのように
私にただ一つ信仰があるのなら
神様の奇蹟じゃない
「あなたの事を愛してる」
初雪の日 青い夜空
街燈り あなたの手の溫度
コーヒーの匂い
大切な思い出たち
幸せのみちゆきに光あれ
まだ屆かない星空の向こう
愛という未知のセオリー
眠る私の中に答えはあった
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