東京組曲歌詞

添加日期:2021-05-10 時長:06分14秒 歌手:ほたる日和

東京組曲 - ほたる日和
詞:早川厚史
曲:早川厚史
あの頃君と話した
夢の続きを見るために
中央改札をぬけて
いつもの帰り道
今日も何もないままに
終わっていきます
半ば慣れてきてる
自分が嫌になります
僕は何のために
東京へ來たんだろう
今夜は星がきれい
オリオン座が見えます
君がいて僕がいた
故郷の空のようです
ガードレールに座って
ぼんやり眺めてたら
涙がこぼれてきました
夢を追い駆けていたつもりだけど
気付けば現実に
追われるだけの日々になっていた
東京は花吹雪舞う夢舞台
今でもそう信じている
凍てついた冬の風
花は咲きそうにないけど
拝啓挫けそうになった時には
君の聲を想いだしてます
どんな時もそばにいてくれた
君のその聲を
思いだす白樺並木
遠き冬の落陽
お互いの秘密ごと
打ち明けた通學路
君にならどんなことも
話せるような気がした
初めてそう思えたひと
東京に行くことを
僕が決めた時も
一番の理解者でいてくれたのは
そう君でした
「頑張れ」と泣きながら
君がくれたエール
旅立ちの朝にくれた言葉
消えないように痩せないように
何度でも心に描く
拝啓あれから
ずいぶん経ちますが
僕は何とか『頑張って』います
どんな時も応援してくれた
君の聲を抱いて
今日もこの街から
どれだけの夢たちが
光を失ってしまったのだろう
そしてどれだけの夢たちが
光を手に入れたのだろう
冬枯れたこの都會の片隅にも
ほらあの星座は輝いてる
君と隣り合わせでよく見てた
あのオリオン座の光
東京は花吹雪舞う夢舞台
迷いもなく信じている
今はまだ冬の風
花は咲きそうにないけど
拝啓いつの日か夢葉えたとき
君に最初に會いに行きます
どんな時も
そばにいてくれた君へと
最高の笑顔連れて行くから
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