宵闇花火歌詞
添加日期:2021-04-16 時長:05分08秒 歌手:葉月ゆら
宵闇花火 - 葉月由羅 (葉月ゆら)
詞:葉月ゆら
曲:Drop
夕暮れに手を振る子たち
戻る場所の無い私
夜の風と遊びながら
踏み込んだ宵闇の中
「君ハ何処へ行クノ?」
狐の面が笑う
何処へでも連れて行って欲しい
痛みの無い場所
木々達はさらりと揺れて
唇に露を落とす
蛍火が森を照らした
手を取って誘う狐
「君ト共ニ行クヨ」
銀色の髪揺れる
誓いの簪付けたら
嘆きの無い場所へ
赤い鳥居をくぐり抜け
石畳の其の先で
歌う夜の子達鬼や鬼
手の鳴るほうへ
闇に浮かぶ彼岸花
紅い色契彩
鮮やかに川を燃やし
帰り道もわからない
誰からも觸れてもらえず
誰からも愛されずに
顔は黒く爛れて
只隠し恥らうばかり
「君ハ何ヲ視ルノ」
狐の面が嘆く
美しい心は白い胸に光っている
夜に咲く鬼火の群れ
祝言を祝う鴉涙聲囁く聲
嗚呼後ろの正面だぁれ
震える手離さないで
貴方が居れば其れで良い
揺れる影が交差する
切ない聲一つに成る
赤い鳥居をくぐり抜け
石畳のその先で
歌う夜の子達鬼や鬼
手の鳴るほうへ
闇に浮かぶ彼岸花
紅い色契彩
鮮やかに川を燃やし
帰り道もわからない