螢塚歌詞

添加日期:2021-03-12 時長:03分41秒 歌手:Calvaria

螢塚 - Calvaria
詞:Calvaria
曲:a_hisa
森の靜寂にかがよふ蛍火
ひらひら瞬き水面に咲く
風と戱る千代の廻り唄
夏草を揺らし
夜半に溶ける
朧に燃ゆる蛍
最期の時を刻みながら
闇夜を飾る無數の光
現世の幻想の中
またひとつ
淡き生命が靜かに幕を引いた
輪廻を唄ふ螢塚守は
潰えた燈に口付け
溫かい腕に抱いて
次の季節を待つのでしょう
白き貌紅の眼
夏の森に住む狹間の者
永久によく似た
星霜を越えて
儚き運命を見送る者
最後の月を仰ぐ
暫しの別れ惜しみながら
闇に紛れた小さな光
ゆらゆらと弧を描き
夏の夜を偲ぶ生命が
靜かに幕を引いた
輪廻を語る
螢塚守の言葉を胸に抱き
交わされた契りと共に
次の季節を待ちましょう
ほぅほぅほたるこい
こっちのみずはあまいぞ
ほぅほぅほたるこい
夏を待ち詫びて
輪廻を汚す薄紅の花
はらはらと舞い踴る
古の風習の果て
時を留めて森で
散りぬれど終焉を見せぬ
満開の花の下
色褪せぬ契りを胸に
次の季節を待っています
桜が散れば夏がくる
また貴女にお逢いできる
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