翠の森の伝承歌歌詞
添加日期:2021-03-12 時長:04分14秒 歌手:霜月遙
翠の森の伝承歌 - 霜月遙 (霜月はるか)
詞:日山尚
曲:ぺーじゅん
編曲:ぺーじゅん
翠の森深く
隠れた國の果てに
石化の呪い受ける
哀れな姫君
風に混ざる優しい歌に
導かれた流浪の王子
出逢いで戀に落ちていた
されど呪いは殘酷に時を刻む
いつかは離れ離れ
孤獨を知る
深紅の谷越えて
求めた黃金の林檎
どんな願いさえも葉える奇跡を
闇が阻む嵐の先へ
手を伸ばした剣の王子
呪いを解く約束で
恐怖も苦難も薙ぎ払い
辿り著いた輝く黃金の樹に
願い葉う果実摑み
再び帰るあの森へと
されど長い時が経って
姫の姿は既に石と化す
すると王子は迷わずに
黃金の林檎を囓り
願いを呟く
「この身も石と変えて共に居よう
永遠に」
翠の森深く
隠れた國の果てに
石の像が二つ寄り添い
今も微笑む