卒業歌詞

添加日期:2021-03-10 時長:00分00秒 歌手:斉藤由貴

卒業 (畢業) - 斉藤由貴 (さいとう ゆき)
詞:松本隆
曲:筒美京平
制服の胸のボタンを
下級生たちにねだられ
頭かきながら逃げるのね
ほんとは嬉しいくせして
人気ない午後の教室で
機にイニシャル雕るあなた
やめて想い出を刻むのは
心だけにしてとつぶやいた
離れても電話るよと
小指差し出して言うけど
守れそうにない約束は
しない方がいい ごめんね
セーラーの薄いスカーフで
止まった時間を結びたい
だけど東京で変わってく
あなたの未來は縛れない
ああ 卒業式で泣かないと
冷たい人と言われそう
でも もっと哀しい瞬間に
淚はとっておきたいの
席順が代わり あなたの
隣の娘にさえ妒いたわ
いたずらに紙をひっぱられ
怒ってる裏ではしゃいだ
駅までの遠い道のりを
はじめて默って步いたね
反対のホームに 立つ二人
時の電車がいま引き裂いた
ああ 卒業しても友だちね
それは噓ではないけれど
でも 過ぎる季節に流されて
逢えないことも知っている
ああ 卒業式で泣かないと
冷たい人と言われそう
でも もっと哀しい瞬間に
淚はとっておきたいの
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