六兆年と一夜物語歌詞

添加日期:2021-02-06 時長:03分56秒 歌手:和樂器樂團

六兆年と一夜物語 (六兆年零一夜物語) - 和樂器樂團 (和楽器バンド)
作詞:kemu
作曲:kemu
名も無い時代の集落の
名も無い幼い少年の
誰も知らない おとぎばなし
産まれついた時から
忌み子 鬼の子として
その身に余る
罰を受けた
悲しい事は
何も無いけど
夕焼け小焼け
手を引かれてさ
知らない知らない僕は何も知らない
叱られた後のやさしさも
雨上がりの手の溫もりも
でも本當は本當は本當は本當に寒いんだ
死なない死なない僕は何で死なない?
夢のひとつも見れないくせに
誰も知らない おとぎばなしは
夕焼けの中に吸い込まれて
消えてった
吐き出す様な暴力と
蔑んだ目の毎日に
君はいつしか
そこに立ってた
話しかけちゃだめなのに
「君の名前が知りたいな」
ごめんね 名前も
舌も無いんだ
僕の居場所は
何処にも無いのに
「一緒に帰ろう」
手を引かれてさ
知らない知らない僕は何も知らない
君はもう子供じゃないことも
慣れない 他人の 手の溫もりは
ただ本當に本當に本當に本當のことなんだ
やめないやめない君は何でやめない?
見つかれば殺されちゃうくせに
雨上がりに 忌み子がふたり
夕焼けの中に吸い込まれて
消えてった
日が暮れて夜が明けて
遊び疲れて捕まって
こんな世界 僕と君以外
皆いなくなれば いいのにな
皆いなくなれば いいのにな
知らない知らない聲が聞こえてさ
僕と君以外の全人類
抗う間もなく 手を引かれてさ
夕焼けの中に吸い込まれて
消えてった
知らない知らない僕は何も知らない
これからのことも 君の名も
今は 今はこれでいいんだと
ただ本當に本當に本當に本當に思うんだ
知らない知らない あの耳鳴りは
夕焼けの中に吸い込まれて消えてった
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