変わりゆくもの歌詞

添加日期:2024-02-12 時長:05分33秒 歌手:霜月はるか

作詞 : 日山尚
作曲 : 霜月はるか
數多の花を手摺って
弔う代わりに風と唄う
慰めるように微笑んで
また悲劇を求めているの
幼い日の無邪気な夢
どうして もう思い出せない?
小さな手が拾った羽
その行方さえも
私が願った終焉は
誰かに屆くこともなく
神に護られた生まれたての王國から
片眼で覗いた硝子の
向こうの空はひび割れて
穢れのなき【辛い】明日は訪れない
月は滲む
希望の極星を隠して
痛みは慣れたと撫でる指が
息をするように噓をつく
まだ心は自由になれる
長い夜が明けた朝も
遠い過去へ想いを馳せる
哀しみさえ 憎しみさえ
忘れた身體で
あの時 愛した故郷が
確かにここにあるのなら
変わり果てたのは
私のほうなのでしょうか
すべてを受け入れ
涙に寄り添うふりを繰り返し
貴方に似た【優しい】ひとは
黙したまま去った
私が願った終焉は
決して葉うこともなく
神の気まぐれで続いてゆく王國から
ふたりで覗いた硝子の
向こうの空に憧れた
貴方にもう【二度と】逢えないと呟き
今夜も眠る
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