小夜の庭(翻自:池田奨)歌詞
添加日期:2024-02-09 時長:04分03秒 歌手:左文字彩虹
作詞 : 未羽
作曲 : 無
小夜の庭
小夜更く東の空
見上げれば満天の
星映す君の大きな瞳が
ほら今瞬く
世界はきらきらきれいで
明るい色で溢れで
木々を揺らすそよ風吹いて
そんな輝きをその刀身に
一つ一つ映して
君はねえそのために生まれた
だけと世界は悲しみに満さて
人と人が傷つけあっているね
赤く染まったその刀身に
映す
君はそのためにーー嗚呼
遠けき清らの月
見上げても刃は曇り
さやけきその光も屆かず
靜かに更けゆく小夜
研ぎ澄まされたる刃は
涙さえも切り裂き
僕はそうそのために生まれた
だけと世界は時々不思議で
どこかの御神の気まぐれだろうか
たくさんの仲間と暖かい
君を抱きしめる腕
さざめく宴の庭
ふいに溢れる涙
小さなその手に
拾いきれぬ欠片を集めて
小夜更く東の空
見上げれば満天の
星映す君の大きな瞳が
優しく笑う
君はそのために生きよう
小夜