淚歌詞

添加日期:2024-02-09 時長:04分10秒 歌手:小林私

作詞 : 小林私
作曲 : 小林私
骨伝導した音だけが聞こえている
持て余した床の木目を數えている
僕の體溫と同じ溫度の枕を抱き寄せて
知りもしない愛への批判論を溫めていた
無理に伸ばした人差し指爪の先を
目一杯不自然に群衆へ伸ばして
誰か気付いてくれないか、傷付いてくれないか
そういうことばかり考えてしまう
觸りたい 觸られたい 愛したい 愛されたい身體と
逃げたい 隠れたい 目も合わせられない心が
並び絡み噛み合ってしまっているのに
どうにも錆び付いて動きやしない
幸せが遠退いてく晴れ 何もかも終わらせたような
小宇宙を濡らした雨、雨、雨が描いていく
君の淚が僕の肌を伝うことすら嫌になる
奪われた體溫、そんなものは初めから無かった
體溫計が示す數字は誰の平熱なのだろう
與えられないことはもう気にならないけど
やっぱり少しばかり寒かったりしたんだ
觸りたい 觸られたい 愛したい 愛されたい身體と
抗いたい 分かり合えない 刺し違いたい心が
寂しいね、今更どうしようもない
寂しいね、今更どうかしたくもない
幸せが遠退いてく晴れ 何もかも諦めたような
小宇宙を渇かした風、風が描いていた
君の聲が僕の耳を通る様な
幸せを拒んでいるまま 何もかも終われば良いんだ
小宇宙を濡らした雨、雨、雨が描いていく
君の淚が僕の肌を伝うことすら嫌になる
君が淚で僕を殺せるほど錆び付いていく
僕は、錆び付いていく
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