clavus―タトゥー―歌詞
添加日期:2024-02-09 時長:05分10秒 歌手:UTANOHA
この手をとるならば
また見ぬ明日を渡そう
閉ざした 瞼に
二度目がないのならばそう
繭を破って 飛びたてばいい
水の中で 檻の中で
もがいている微かな目の
光がまだあるのならば
その両手で 霞む月を
折れた翼で 青空を摑み取れ
この手を摑むなら
また見ぬ明日を見せよう
開いた 瞼に
二度目を映しだしてさあ
殻を 破って踏み出せばいい
沈む空を 明けぬ夢を
閉ざして 尚もがくならば
血を流して 水に浮かべ
破り捨てた 言葉たちを
ただ積み上げた
私をそう 笑って
ねえ 笑って 醜い私を
舞台を降りれば 自由になれると
全てを消せると
鳴呼 馬鹿な奴だと
哀れんで頂戴
ねえ 気がついて 泣いていると
水の中で 檻の中で
もがいている 怯えながら
箱庭から出られないと
鍵はそこにあるのに
見えない目に 見えない手に
消せないクトゥー 刻まれてた
光なんて 見えやしない
ばら売りした プライド手に
折れた翼で あの空を
飛びたい