朦朧歌詞
添加日期:2024-02-08 時長:03分37秒 歌手:shiki∞project~志鬼陰謀~
この暗く染みた昊
月は雲へと隠れ
妾の心もまた
風に消されてゆく
星は輝き潛め
太陽は海に溶け
妾の心もまた
彩を欠いたままで
春には芽が咲き
夏には蟬が啼く
然もありなん事が疎ましくて
秋には朱に萌え
冬には白が舞う
眼を塞ぐ妾は黒く凝る
この暗く染みた昊
月は雲へと隠れ
妾の心もまた
風に消されてゆく
星は輝き潛め
太陽は海に溶け
妾の心もまた
彩を欠いたままで
其方への想い
浮かんでは霞んで
言ノ葉はゆらり揺らめいている
重ねた幾年
彼方へと滲んで
言霊は積もり雪のように
この暗く染みた昊
月は雲へと隠れ
妾の心もまた
風に消されてゆく
星は輝き潛め
太陽は海に溶け
妾の心もまた
彩を欠いたままで
昨日の微笑みが
明日は憎らしく
戻れはしまいぞと囁く聲
運命に寄り添って
運命に躓いて
縛られた妾は夜に籠る
この暗く染みた昊
月は雲へと隠れ
妾の心もまた
風に消されてゆく
星は輝き潛め
太陽は海に溶け
妾の心もまた
彩を欠いたままで
天照らす煌めきは
黃泉路への道標
縺れ合う魂は
澱む混沌へと
望まれぬ生命が
再び見えし時
紅い紅い飛沫が
大地に降りそそぐ