One Room歌詞
添加日期:2024-02-08 時長:04分04秒 歌手:年ToshI
ベッドの上で目を覚ましたら
隣で君は少しだけ身動きをした
予報外れの長い雨音
明日の予定は全部台無しかな
入れ替わるように君が起きた
僕は冷え切った毛布にまた戻った
午前7時にベルが鳴った
それから君は財布の小銭を數えた
さようならって言って それで全部終わって
君はもうこの部屋には戻らないだろう
僕はいつもみたいに眠たそうに笑って
「それじゃ」って君の後ろ姿に手を振った
思い出ってほどのものじゃなくて
確かに僕は君の隣で過ごして
絵に描いたような長い雨音
今日の予定を僕らは楽しめたろうか
さようならって言って それで全部終わって
不幸なんてちっとも思っていなくて
僕はちょっと怖くて寂しいって思って
「それじゃ」って君の後ろ姿を忘れようとした
「君が何にも言わなくても分かるんだよ」
って言ってる僕が情けなくて嫌いだ
さようならなんだって僕らは気づいてて
最後の夜は最初と同じだったな
出會った頃みたいに 本當なんだって
そう思えるような綺麗な夜でした
雨音が止んで空が赤く暮れる前に
君は「さようなら」の言葉をよこすだろう
僕はいつもみたいに眠たそうに笑って
「それじゃ」と言えるのならいいな
胸は軋んだ