朧月歌詞
添加日期:2024-02-02 時長:04分48秒 歌手:皆川純子
作詞 : 谷藤律子
作曲 : 西岡和哉
夕陽(ゆうひ)が山辺(やまべ)へと沈(しず)み 紫紺(しこん)の暗幕(あんまく) 空(そら)を覆(おお)う
消(き)えゆく一(いち)日(にち) またぼんやり見送(みおく)る 我(われ)は無力(むりょく)なまま
向(むか)うべき道(みち)がまだ見(み)えぬ
曖昧(あいまい)な今日(きょう)は どこへ続(つづ)いてゆくのだろうか
水面(みなも)にうつる 朧(おぼろ)の月(つき)よ
波(なみ)にゆられて迷(まよ)いはないか
淡(あわ)い光(ひかり)に さすらいながら
それでも選(えら)ぶ道(みち)を歩(ある)いてく 答(こた)えのない明日(あした)へ
草(くさ)むらに隠(かく)れ低(ひく)く 無數(むすう)の蟲(むし)の音(め) 響(ひび)いている
誰(だれ)に屆(とど)くとも知(し)れない聲(こえ) 切(せつ)なく小(ちい)さくあげている
求(もと)めるすべてをまだ知(し)らぬ
いつの日(ひ)か胸(むね)は どこかへまっすぐ走(はし)りだすのか
水面(みなも)にうつる 朧(おぼろ)の月(つき)よ
その輪郭(りんかく)を ゆらされながら
また明日(あした)から欠(か)けると知(し)っても
ありったけの光(ひかり) 放(はな)っている 踏(ふ)み出(だ)してく我(われ)へと
うつりゆく時(とき) 一瞬(いっしゅん)ずつを
精一杯(せいいっぱい)生(い)き抜(ぬ)いて すべて命(いのち)は輝(かがや)く
水面(みなも)にうつる 朧(おぼろ)の月(つき)よ
波(なみ)にゆられて迷(まよ)いはないか
淡(あわ)い光(ひかり)に さすらいながら
それでも選(えら)ぶ道(みち)を歩(ある)いてく 答(こた)えのない明日(あした)へ