ノスタルジア (feat. GUMI)歌詞

添加日期:2024-01-27 時長:04分52秒 歌手:フェイP

いたずらな指 微睡み塗れ 探り當てたよ
僕らのかけら ちぐはぐにでも 語り出すから
川原の先で 何かが騒ぎ また囁いて
木の間の道を 踏み入る僕に 差し伸べた
ひとり 飛び出しても
きみは 呼びかけたね
いつも 三歩先で
振り返る
ふたりで追いかけたね水平線
踏み割る水面にじゃれあって
風が凪ぐまでは 星に會うまでは
瞬くことすらも忘れてた
ふたりで見つけたあの光景を
確かにこの目は吸い込んだんだ
思い出すまでは 何処にあったのかな
気だるさの中 ひとり目を覚ました
ふと考えた 僕は何処から 何処へ流れて
この血潮には あの煌きを 見たはずで
瞳 閉じた先の
きみが 別れの際
くれた メノウの青
探しても
ふたりで觸りあった輪郭線
今では少し長くなって
遠い場所までは 遠い過去までは
爪先立ちの僕涙目さ
ふたりで見れなくなる光景に
スズランの花がほほえんだ
空の色までも きみの顔までも
忘れる時が來るとは思わずに
遙か昔の光に
此処にはない空に
戻りたくなるよ きみと過ごした日々
この列車 飛び乗れば きっと
強がりが打ち付けた空窓に
思い描き上げたらユートピア
あやふやな虹が まぎれこんだ夢が
記憶の核心で目を逸らす
追いかけ続ける境界線
僕は醜い側の世界で
あの水平線を その輪郭線を
ふたたび撫でることすら僕はもう
ふたたび戻ることなど僕はもう
ふたりの失われた空を 仰いで
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