燈~ともしび~歌詞
添加日期:2024-01-24 時長:05分08秒 歌手:虹原ぺぺろん
初音ミクの誕生日(8月31日)にぺぺろんPより贈られた作品。
同日多くの誕生祝い作品が投稿される中、
もしかしたら最も暗い感じの曲となったのかもしれない。
激しく、そして儚く。消えては燈る、いのちのうた。
遠ざかる燈を見つめるなら、
靜かに消えて往く痛みのように。
儚くて切なくて愛おしくて。
失った今でも、この炎は燃える。
御影石の片隅に刻み込んだ
時の標、確かめる冷たさ。
やがて、人の心の內に宿った
淡く香る溫もりが優しすぎて。
風に乗って、土に溶けて。
伝えたいものは、
空に舞って、時間に散って。
季節の間に咲いた。
遠ざかる燈を見つめるなら、
靜かに消えて往く痛みのように。
儚くて切なくて愛おしくて。
失った今でも、この炎は燃える。
きっとそれは、弱いもので。
いつも傷ついて。
そしていつか、迎える朝。
最後にあなたに會いたい。
繰り返し紡いでは、解くように。
人の続けてきた螺旋の中で。
見守れず涙する?それは罪じゃない。
流れゆく言葉が、あなたへの幸せ。
何度も、何度も、ただひたすらに。
消えそうなその聲で、ここにいるよ、と。
最後まで、最後まで、幸せだったと。
一度だけ言うよ、「永遠にありがとう」……と。