セイレーン歌詞
添加日期:2024-01-21 時長:05分20秒 歌手:咲良ゆの
作詞 : 塚越 雄一朗
作曲 : 塚越 雄一朗
僅かな溫もり感じて
地殻に沿う様に只管
標などない 真新な闇をゆくの
定めのままに
この聲は、この唄は屆かない
きっと明日も…
只寂しくあるだけ
靜かに搖らぐままの 深海
※1
手繰り寄せた旋律を
幾度となく繰り返す
永き時 繋ぎ留める術を
唯一つ 私は知る
忘るまじと紡ぐ 人魚の唄
僅かな明るみ目指して
見えない力に抗い
泳ぎ続けた その先に光あれ
希望よあれと
この聲が、この唄が聞こえる
未知の者へ
どうか気付いてほしい
どうか見つけてほしい
この私を
大きすぎて 無慈悲にも
悲しみの募る世界
※2
神などない 気付けど尚も今
この唄を紡ぐ他に
術ひとつ知らない 人魚の夢
風に消ゆ
波に砥がれた岩肌
晴れることのない雨雲
調べに 生ける望みを
その尊きを…
悲しみ淀むその前にどうか
※1、※2