真水歌詞
添加日期:2024-01-21 時長:03分48秒 歌手:澤田空海理
緩だった蛇口から,零れていった。
気付いたらもう底を突いたんだ。
終點だった君の駅には
今じゃ知らない風景がなかった。
「久しぶりね。私たち,あまり會わなくなったね。
言葉だけの關係で,どこまで行けるのかな。
私たち,なんで二人でいるんだろうね。」
話教育がしたいと言う。君が,笑って言う。
今まで見た笑顏で一番下手くそだった。
泣き蟲だっ
わってしまうんだね君だからこそ,誤魔化せないと思った。 終わってしまうんだね。
仆らは真水に浸かってた。
変わらないことがさ,必要だと思い込んでいた。
いつか,いつか,またねがあれば。
なんて言え分いよな。
「ねぇ,私たち友達だったら
今より上手くやれた気がする。多分。
言いたいことを言い合って。
喧譁をしても直ぐに謝って。
あぁ,もうやめにしよっか。こんなの。 」
味がしないままの生活が
意味なんていらないはずの生活が
日ごと,色を変えずに腐っていく。
仆らは,水にはなれなかった。
話は終わっていた。君は,黙っていた。
笑っていれば,かわいい女でいれたことくらい
わかってる君だからこそ,言葉に詰まったんだ。
終わってしまうんだね。
怒ってよ。叱ってよ。喚いてよ。
口を結ぶ癖でわかった。泣きそうなんだね。
じゃあね,なんて軽い別れが
何故か似合ってんだ。
仆らは真水に浸かっていた。