アレキサンドライトと黒の魔女歌詞

添加日期:2023-12-28 時長:05分50秒 歌手:葉月ゆら

鳴呼 なんてちっぽけなの?
籠に囚われた鳥は 羽を広げる事さえも許されない
まるで私みだいね
《純血》を砕き《好奇心》に身を委ねて
血塗られた《深愛》を育み《真実》を見つけたの
小さすぎる身體と未來を引き裂いて手にした心臓は
この世で 番綺麗な《鳩血色》だった…...
罪濡れた両手で抱きしめる程
追い求め続けた輝石
摘み慣れた小さな心臓 紅い魔法をかけた
誰にも邪魔などさせないわ 私だけに輝いた《寶石》
壊して 縛りつけた倫理 籠の外へ
仄暗い孤獨は棚を解く
——『愛執を棄てれば少しは楽でしょう?』
生溫い風惑う 瞬いた星の調べに
——『貴方が手繰る糸はどんな色でしょうか?』
機れなき瞳に映した星が 潤んだ夜空へ溶けてゆく
揺るぎない決意と覚悟 少年を導いた
大きく強いその眼差し 私だけに輝いた《寶石》
孤獨に身を置いた魔女には 眩し過ぎた
月の無い暗闇で目指した
煌びやか 屋敷の中 忍び込んだ
血で染めたこのドレス 紅く染まる部屋で
私はただ嘲笑った…...
光無き瞳が映すのは 殘酷な紅い魔法
黒い心 渦巻いた
飛び交った詠唱の中 歪み 壊し 叫んだ
小さく弱いその身體は 私だけに輝いた《寶石》
少年を庇う黒へ 紅い呪いを
——『私だけのもの』
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