花人局歌詞

添加日期:2023-12-25 時長:05分34秒 歌手:霓姬er

さよならを置いて僕に花もたせ
覚束ぬままに夜が明けて
誰もいない部屋で起きた
その溫もり一つ殘して
昨日の夜のことは少しも覚えてないけれど
他に誰かが居た、そんな気がただしている
二日酔いが殘る頭は回っちゃいないけれど
わからないままでもまぁ、それはそれでも綺麗だ
洗面台の歯ブラシ、誰かのコップ、棚の化粧水。
覚えのない物ばかりだ
枕は花の匂いがする
さよならを置いて僕に花もたせ
覚束ぬままに夜が明けて
誰もいない部屋で起きる
その溫もり一つ殘して
昨日の夜のことはそこまで覚えてないけれど
美人局を疑う、そんな気もしないでいる
二日酔いも醒めた頭で考えていたけど、わからないままでもいい
むしろその方がいい
窓際咲くラベンダー、汚れたシンク、編み掛けのマフラー、
覚えのない事ばかりだ
部屋には春の匂いがする
浮雲摑むような花人局
誰も來ないまま日が暮れて
夕陽の差した窓一つ
何も知らない僕を殘して
昨日の夜のことも本當は少し覚えてるんだ
貴方の居ない暮らし、それが続くことも
今でもこの頭一つで考えているばかり
花一つ持たせて消えた貴方のこと
明日にはきっと戻ってくる
何気ない顔で帰ってくる
今にドアが開いて聞こえる
ごめんね、遅くなったって
言葉だけをずっと待っている
夕焼けをじっと待っている
忘れてしまう前に花描け
今日も一人また夜が來て
誰もいない部屋で眠る
その溫もり、僕に殘して
馬鹿みたいに愛は花もたせ
この部屋にもまた春が來て
貴方のいない街を生きる
その溫もり、僕に殘して
僕にひとつ、花を殘して
言葉だけをずっと待っている
夕焼けをじっと待っている
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